エントロピー的解釈の新しい科学、エントロピーの解釈がすべての病気を治す、エントロピーは世界を救う

新しい科学が何故必要か？

今の科学の種あかし「一対一ではなく、多対多の場合成り立つ。」
これが、今の科学のコンセプトです。

しかし、貴方がほしい予測や予想は「一対一」なので、決して当たることはないのです。
もし、当たったことが有れば、それこそ、神様のおぼしめしです。
神社でも教会でも貴方の信じているところに赴き感謝すべきです。

たとえば、天気予報。
東京の私の家に明日の朝７時に傘が必要か？？？
およそ３０％の確立です。それでしかないのです。誰がそう思って居るのでしょうか。
暗黙の了解なのでしょうか。とはいっても、知りたい情報は全体のことではないのです。
しかし、その答えは有りません。１を３で割るような物です。
ともかく、科学とはそのような物なので、およそ科学という名が付けばそうだと思ってください。
ですが、科学のおかげで私たちの生活は豊かになり、それは、これからも、そうであり続けるのでしょうか？
結論をいえば。「否」です。
どうしてなのでしょうか？
周りを冷静に見渡せば理解できるのですが、その現実を私たちの理性は理解しようとはしないのです。

見えているのに！？
私たちを野生の世界から、唯一切り離した武器、科学それがバラ色の未来を保証していない。貴方の未来をもです。
そこには動物としての人間がよこたわり視界を遮っています。

また、
「現代の科学はこのままでいいのか、このままでは未来はない！」と漠然と思っている方はかなり多いのではないでしょうか。
ある意味で、今の科学はその限界に達しているようにも言えます。
それは、今の科学の限界を科学で証明出来るようになったからです。
最も良い例が、天気予報や地震予報などに顕著に表れていると私は思ってます。少し前まではコンピューターの性能が上がれば、天気予報や地震予報などは１００％確実に成ると思っていたのに、未だに昔とさほど変わらない。確かに、天気が変化した理由（言い訳）、地震の位置測定が素早くわかるようになりました。

進歩したように見えますが、実は、完全な予報については猫の目や、ナマズに負けると思っている人のほうが多いのでは無いでしょうか。
どうしてそうなるのか、これは科学が持つ宿命のような物で、科学的な考え方に誤りが有るのではないのです。と思います。
科学は分類し分析することが基本です。物や、物事を知る意味で最も重要で合理的な方法です。
しかし、それらが集まった全体の中から、特定の場所や、特定の物質の振る舞いを予測することは不可能になってしまうのです。
分子や原子の集まりでは、ある程度予測できますが、そんなものが数限りなく集まり、生物や、気象とかいった集合体の現象になると正確な予想は難しくなります。過去の情報からの類推しかないのです。
地球規模とは行かなくても、私個人でも良いのですが、この先どんな病気をしてどんな死に方をするのだろうか、そんなことは全く予測不可能です。　統計的に確立が出るだけです。予言は出来ません。
統計という物があり、年齢や地域で平均的な傾向はわかり、保険料金などの算定に利用されます。これは、予測ではなくお金もうけのためで、保険会社が損をしないためのものです。
それらの数値は決して私や貴方の命の予測はしません。多の統計、傾向です。
つまり、保険会社や社会保険管理者等のためのリスク管理です。
損や失敗から、会社や役所、株主を守るための、おまじないのようなものです。地震保険も同様。
結果多くの方が保険料という形で損をしているわけですが、命はひとつしかないので致し方なく、大事な妻や子供、孫が食うに困らないようにしたいと、思う愛情を逆手に利用されます。そう申す小生もその一人です。

とにもかくにも、下は競馬予想から上は宇宙の末まで、予報や予想は当たりません。
いや、そう思ったほうが賢明でしょう。

今まで、科学は私たちの生活を安全で便利なものにするためのものでした。
しかし、今現在、それをうまく利用する人にのみ、莫大な富を与えています。
これは、方向と利用方法が間違ってきているのではないだろうか？
と言ったところで貧乏人のひがみに聞こえるでしょうが、富の話は別にしても、確かに人間の寿命は延びましが、人間社会は大きな問題を抱え、地球自体も同様、炭酸ガスや環境汚染など問題が山積みです。

ここらで、その昔、科学生まれ出発の時の、真の目的のにたち返り、若干の修正を試み、同時に、まったく新しい役に立つ科学の考え方について考えて見ることにします。
どうぞ貴方の健康やご家族の健康、競馬予想にお役に立てていただければ幸いです。

平成１７年吉日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次へ