★感じたところ!(主観的に書いておりますので差引いて読んでください。)
  主に、4nec2や数種類のシュミレーションソフトなど比較した小生の感想と
  mmanaの使い方をご教授頂きしかも、多くのソフトに精通されているJA6HUQ
  (前川OM)さんのご意見を総合したものです。

素人にも使える

といっても、元になってる計算エンジン(詳細な計算をさせるためのソフト)は、nec
と同じような、モーメント法を元にしています。プロ仕様と何ら変わらない。と思う。
従来は座標で入力します。
つまり
縦横が・・・・X・Yで表現し、高さはZで表現します。単位はmでもフィートOK
これだと、素人には斜め線だのは長さを計算してからでなければなかなか書けない。
しかし、絵で見る解説をごらんの通り、勝手に書いてくれる。
しかも、おおよそのHAMが利用するテンプレート(事前に用意された図形など)が用意
されており、よほどへんてこなものでない限りこれで間に合う。
しかも、変更・変形が実に簡単。
たとえば、「2elCQ」を「5Aスペシャル」に変更など
(菱形CQの角をつまみ引っ張るだけでできる。)

幅だけを変えると自動で高さも変えてくれる。(ループ系の場合特に便利)

まだすごい

エレメントが好きなだけ自動で増やせる等
これを座標入力でやるとすると、私途中でやめてしまうに決まっている。

最適化ができる。

制作者の森OMは最適化機能を利用説明の中で意味ありげに表現されています。
しかしながら、限界をわきまえて利用すればとてもすばらしい機能です。
mmanaのもっとも優れたところではないでしょうか。

最適化する項目、範囲を限定する利用方法を理解しなくてはなりません。

(ただ最適なアンテナをシュミレーションするなら良いのですが、私がほしいのは
 私の小屋の屋根に乗っけるアンテナです。大きさに制限があります。また、他のバンド
 のエレメントも乗っけます。   そんな欲張りには必要な概念です。)

エレメントの長さや、間隔などをもし手動でやらなくてはならないなら、多エレメント
アンテナのシュミレーションは未だに専門家の手中に納められています。

おまけがまた、すごい。

はじめは気づかなかった機能に、オプションがあります。
アンテナ定義の画面の右下「集中定数」のどの欄でも右クリックすると出てきます。

ここでは詳細な解説はいたしませんが、あるアンテナを入力し終わったなら、このオプション
を使ってみてください。

「はー たまげた。」(おそらくは埼玉の秩父地方の方言風!)
この部分だけでも、とーてもありがたいことに気づきます。

参考まで:下図は14mhzの1ELデルタのLCマッチング定数です。

最適化前のデーターで、LCを使ったマッチングシュミレーションです。
このアンテナは純抵抗分が91.13Ω リアクタンスがー156.49Ω
これをしゃにむに、50Ωに変換するためのL型マッチングセクションです。
(アンテナ給電部に設置)
もちろんハンドブックなどに計算式が乗っているのでできないことは無いのですが
とてもめんどくさい。
(その式が書いてあるところを探すのがです。)


SURUMEなソフトなのです。











SURUME SOFTWARE

( この和訳:スルメ(イカ)のようにじっくりと味わいが出てくる。:主成分イノシンサン、グルタミン酸?、モリサン等 )

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