風力発電所の反対意見陳述

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2020年に宮城県山元町で大きな風力発電の風車の設置が計画され
付近住民に意見聴取(環境アセスメントの一環)がありました。
小生の娘に依頼され意見陳述をいたしました。 その際のネタです。

小生は基本的に反対ではないが 設置者側がどこまで住民のことを考慮しているか
確認の目的で書いたものです。
二回目の説明会の時に質問状の内容について確認しましたが全くのところ
考慮されていないので もし強行するのであれば それなりの行動を起こしますと
伝えた。 

その後
結局 中止になりました。 いい加減な計画が多いな と感じました。
以下 大筋の内容です。

以下意見書 2020/06/19

巨大な風力発電施設には大きく分けて二つの問題が予想されます。
電気的な問題と物理的な問題です。(人災に対する問題)

電気的な問題は原因がわかれば割と簡単に解決できるEMIと呼ばれる
スプリアス問題(妨害電波)です。小生などこのほうが気にかかることです。
お近くにアマチュア無線を趣味にもたれ楽しんでる方には死活問題になる場合が
あります。一般のTVやスマホといった機器に対する問題解決は早期に行われる
場合が多いのですが、気づきにくい問題ですが、各地でソーラー発電の際の
EMIは裁判が多く行われており施設側の敗訴が多いと伺っています。
この点も配慮が必要で、完成してのちに問題解決に多額の費用または
賠償や業務停止が発生することも予想してください。
(EMCに関する問題提起)

一方 物理的な問題
である超低周波不可聴周波数(20Hz以下)の人的な影響については今現在やっと端緒
についたに過ぎないようです。 多くの公害の問題はその被害が多くなって、またはひどくな
って初めて気が付きます。

この音波の問題を複雑にするのは回転翼が回転するときに起きる低周波とその塔(タワー)に
風が当たり乱された空気が発生させるカルマン渦によるもの、さらにその両者が複合的に
起こすものと 三様で現れます。

これらの問題で有名なのはロシアのディアトロフ峠事件であります。 
昨今この問題解決にこのカルマン渦が原因であるという調査結果が
一冊の本になりました。日本でも翻訳されています。ご覧いただきたい。

これらの問題を起こさないためには発電施設と住宅地域とは十分に距離を開
けなくてなりません。 計算の詳細は他に譲るとして単純に考えても数キロ
メートルは必要でしょう。

予測可能な災害(人災)は回避するべきです。
現在の計画ではあまりにも人家に近すぎ将来大きな災害が発生し施設の運用者、
許可した行政の責任は大きなものになります。
この提言は警告であります。 
これらの原因で被害の発生が予想されているにもかかわらず被害が発生して時の
責任を引き受ける方が今ここにいらっしゃればいいのですが、多くの場合
第一線を退いた後だったりするのが常です。
小生の提言は今は十分に理解できない、あるいは知らない因果によって
発生するかもしれない被害についてはできる限り排除する方向で考慮願いたい。

原発事故にも見られる予測可能な事故をありえないと無視するのではなく
少しでも予防すべく努力すべきです。行政も建設を急ぐのではなく
今しばらく
設置計画はより詳細に検討しなければならないと考えるべきだと思われます。。

(太陽光発電もほぼ同じ内容の疑問を呈するべきでしょう。

end