太陽黒点現況12/06

太陽磁場の極性です。
通常はfig1が普通の極性の表れですが、現在はfig2の様に
北(上)と南が同一に成っています。
この極性は約11年周期で入れ替わっています。

fig1の極性は24周期(新しい周期)の表れを示しています。
北側の極性はすでに24期が始まってる事を意味しています。

新しい極性が現れると、すぐさま太陽黒点は増加すると思っていましたが
しかし、本日現れた太陽の磁場写真では(fig2)は

同一極性に成っていました。
宇宙天気ニュースで説明されています。
つまり、太陽全体としては未だ新しい季節に入っていないことを意味します。

太陽の冬は終わっていないのです。
2000年がピークとすると遅くても2006年には、いやもう一声かけて
2007年には黒点数は最低を迎え上昇に転ずるはずでした。

しかし、そうは成っていないのです。
未だしばらくは太陽活動は活発に成らないことを意味します。

fig1

fig2

これは少々異常な現象ですが、なにせ宇宙の歴史からすると私たちが入手できている
情報はほんのわずかものです。(時間的に)
ひょっとしたらこれは新しい太陽現象の発見かも知れません。
人類の知らなかった周期が、太陽活動が始まったのかも知れません。

多くの科学的な法則や発見はこの限られた短い時間の中で起きた現象を対象にしています。
太陽が不可解な運動をしていても、だれかののろいや、神様の裁きの日が来たのでは無いのです。
私たちが知らなかったに過ぎない現象です。
ただ、これらの端緒(きっかけ)を見つけたとき、それをどう判断するかは知恵の範囲です。
貴方がキリギリスになるか?  あり になるか  それは貴方次第です。

科学は情報の分析です。  まったく新しい現象を予想しても 予言しません。
あくまで確率を出せるだけなのですから、無責任と言わないでください。
それが現代科学の限界です。  それを利用し自らが判断するしかないのです。

今の株価になる確率は当然科学的にあった、明日大幅に下落する確率も、上昇する確率も
あり それを選択できるのは貴方以外には有りません。
そんな確率を見ても見なくても早い話明日の結果は貧乏人には何ら関係はないが・・・・・。

12/7調べ
11/18〜本日まで無黒点が続いています。
一週間程度けし粒のような黒点が先月有りましたが、無きに等しく、今年になって相当の期間に
成ります。

以下予測

12/30現在

昨日の宇宙天気ニュースも下記の12/6現時と同様な磁気分布が有りました。
やはり、お天道様の活動は12月も無黒点の日が多くなりました。
本日、白石の小原洞窟温泉に行ってきましたが、雪は例年になく多いような気がしました。
おそらく寒冷化が徐々に進行しているのは海抜300m以上なのでしょうか。
これはあくまで感覚です。正確なデータは持ち合わせていません。

太陽風の速度も上がらずで静穏な状態が続いています。
世界経済もこれに準じ低調であります。  こんな調子は続いてほしくないのですが・・・

本日も無黒点である。

趣味で無線を、たしなまない人には実感はわかないが、本日も陽が落ちるともう
国内の通信はできなくなる。
無黒点が実感できる。

つまり、電離層が弱いのである。(表現が悪いが実感として理解してください。)
この現象は100年以上無かったことで、こんなに無線をやっていてつまらないコンディション
は無い。(外国通信には時として良い。)

昨年の記録は記録的であった。
なんと266日の無黒点記録であるが、それが今年も引き継いだ。

この影響が一体何年遅れて地球の気候に影響するのか不明である。
リアルタイムで反映はされない。 それは地球には水が多いためである。 水は比熱が
最も大きい。 比熱1である。
従って冷めるにも暖めるにも時間がかかるためである。
しかし、確実に気候は変化する。現にエルニーニョからラニーニョに変化し水温は下降している。
この冬が暖冬であるから今度来る冬が暖冬など夢にも思わない方がよろしい。

景気(経済)も黒点のと密接に関連している。 
間違えないでもらいたいのは、科学的な根拠が無いのではなく、調べられないのが現実です。
それが科学的に解明できるなら長期の天気予報は確実に50%以上の確率に成るでしょう。
明日の角田市の天気予報さえ30%が良いところ。(実感)
今日は午前中日射が有るはずが皆無。 的中率0%なのが現実です。

気象庁がいい加減にやってるのではなく、雲を作る水蒸気分子の動向を全て調べられないのだけ
のお話なのです。(数が多すぎて調べられない。)
それは、彼女の気持ちと同じなのです。
ダイヤモンドをちらつかせれば相当の確率で彼女の気持ちは読めてくるが、そうするか、しな
いかは貴方の懐(財布)か心臓(心)の問題ではある。
それを、科学的には説明できるが、予測するには貴方脳細胞の全てを把握する必要があり、
取り出すわけにも行かず。  従って不可能なのであります。
世の中の矛盾の全てが説明できるが予測はできない訳はここにあるのですが
ご理解頂けたでしょうか??。

2009/3/01