AM送信機

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インターフェースとしての復活

相当昔は、無線ごっこの入門用の機器がAMワイヤレスマイク

だった。

しかし、時代がFM TV  YOUTUBE に大きく変わり

忘れ去られそうだったこの機械

真空管の古いラジオがオークションなどで買えるようになり

これでビートルズでも っと 思うのが 心情というもの

そもそも、音楽など 機械(ロボット)が聴くものでもなければ

測定して楽しむものでもない。 ( その趣味の方も多いときくが )

小生は義父の倉庫にあった壊れたラジオを直した ついでである。 ラジヲはトランス切れだった。

10年前ぐらいに作った ラジオ少年の真空管キットはあったが、真空管は電気を食うので トランジスタで

作ってみた。

変調方式は平衡変調 方式 DSB(ダブルバランスドミキサー)なるICをつかうので簡単だ。

そのむかし、コイルを巻いたもので作ったが かなり苦労した経験がある。

しかし、この方法は
いたって音質が良く 簡単に作れる。 あまり電力を増やさず、ラジオのそばに置き

インターフェースとして使うなら 電池でも十分実用になる。 

発信に水晶を使ったが 手持ちがあったので1MHzとした。

ラジオの周波数合わせ用マーカーにもなるので重宝する。

ちなみに、
真空管方式より かなり高音質である

昔作った送信機をばらし、組み込んだ、 しかし、

日付をみた。 9年前の2月 だ。

冬になるとやることがないので こんなものを作るのだろうか?

AM送信機ジェネレータ 電力増幅は お決まりの

2SC1815 または 最近はやりの 中華製8050


高音質で聞くためのコツ

ラジオと送信機のグランド電位を同等にすること!!

つまり、アース線をつなぐといったことである。
こうすれば、変な雑音から逃れられるでしょう。

高音質で昔のラジヲを聴いてください。

磁界結合で問題を解決した。

平衡変調方式で変調が深く高音質 放送局に負けない音質(かなわんが)

人は年齢とともに聞こえる音の範囲が狭くなる。 したがって、高音質のシステムが不要となる、同時に

ノスタルジックになる。 懐かしの曲を聴くのにデジタルアンプは似合わない。 真空管ラジオにAUX端子はない。

だが、AMインターフェースを使えば、魔法のようにどんな昔のラジヲとも接続可能である。

60年代の音楽はAM(振幅変調放送)ラジオの音なのである。  これが情緒ある本物の音である。

トランジスタはNPN小信号用なら大抵のものは動くと思います。
(2SC1815使用)
コイルなど面倒な場合は μインダクタ100〜400程度でOK
DBMは秋月で150円ぐらいです。

最も問題が多いのはアンテナをどうするか??

磁界結合として、直径2Cm程度のパイプに被覆線を

20回ほど巻いてコイルにする、立派な結合用コイルとなる

下手なアンテナよりましでTrの低いインピーダンスに

合うようで音質が改善された。


ついでに、出力段は8050PPとした。

追加回路

どうもシングルだとアンテナのミスマッチもあり音質が

改善されない。

PP(プッシュプル)にしたところ安定したので

これに決定した。

少々出力は多くなるが、リンクコイルなので

電波法には触れないであろう。
 アンテナなしである。