トップロードANT等に使われてしましたが、現在は、アイソトロン、ルームキャップANT等の
垂直系に使われ、特別な物と思われていますが、何も不思議な物ではなく
効率の良いアンテナの短縮の方法の一つです。
特徴
@ 50%短縮まではフルサイズと変わらない効率で、しかも、帯域幅はフルサイズより優れている場合
があります。
A ノイズが少ない。(※スタティクノイズ 放電ノイズ)
アンテナの端がとがっているとノイズが発生する、ハットを付けると発生しなくなる。
ホイップなどでも先端を太く丸くするとノイズが減るのである。
B 制作が面倒
C 設計方法が不明
D ヘヤピンマッチでローディングアンテナの雨天補正用として利用できる。
高効率のアンテナに関わらず利用されないのは、プロダクト(製品)にした場合 ハット部分が
設置に際し破損の危険性がありクレームの発生が予想されるからと思われる。
詰まり、平地での仮設ができないからに他なりません。
しかし 帯域の広さと受信感度の良さ、S/Nの良さは体感されるべきと思います。
特にS/NはT2FD(感度はS−2UP)と同一であり、アンテナを高く上げられない諸兄には救世主となろう。
キャパシティハットの制作 7MHz50%短縮用 3.5MHz25%短縮になる。)
ホームセンターなどで販売しているパイプは1mが殆ど
従って、当方は 外径2mmを外径3mmのパイプでつなぎ
対角線は2m 外周は1.4m×4とした。
外周のみ銅線(なるべく細い物)を張ります。
隙間が1/10λ以下なら途中に編み線の様な渡り線を張る必要
は全くありません。
小生の場合は下図のように釣り竿にキャップの様に
差し込む方法で取り付けています。
(アルミパイプを曲げただけ。)
全長8mとした場合 : 片側 6m(φ1mm)を適当にヘリカル巻きにすると、
7MHzに同調する筈である。後はヘヤピンで調整して完了、
3.5の場合は49μH程度付加 ピックアップコイルにて給電すること。
(参考:この周波数でハットは25%程短縮効果がある)
こつ
ヘリカル巻きの場合は、給電部付近で密巻きにして、リアクタンスを増やし、密度具合で
共振周波数を調整可能とすること。
ヘヤピン部(園芸用アルミφ2mm)
全長2m程度にして、U型に接続 SWR計で確認後、1.0に成ったら完了。
長く成りすぎるようであれば、全てドライバーの持ち手で巻き込みコイルにする。
アコーディオン方式で調整すること。
(MMANAにて計算し設置完了 2011/06/20 バンド幅SWR1.5=150kHz)
これがヘヤピンマッチのコイル
地上高7mの特性 青 : DPφ1mm(計算) 赤 : ハットアンテナ(実測)
プラまな板を切って作った
中継用ボードにタッピングビス
で中継すると便利。
完成後の計測でもほぼ同様の結果を得た。
※ スタティックノイズ:static nise
ホワイトノイズのように安定したノイズである。
コロナ放電ノイズで先端がとがっていると発生しやすく、DP等は先端が高圧に成る為に
発生しやすい。アンデスの山奥でDP系のANTがコロナ放電で先端が溶けるために
キュビカルクワッドを使った話は有名である。
下図は外周70cm×4本を0.5mm線で結線した場合
上記のシュミレーションから外周を結線するか、しないかで
2MHz程の相違が出る事が分かる。
エレメント幅で1.2m以上短縮できています。
エレメント1.2m、片方で60cmとなる。 大いに経費が助かる。
0.5mmの銅線は10m100円程度であるが、エレメントを1.2m
長くすると費用は10倍以上かかる。
こんな所でも貧乏人は神経を使うべきである。
PS。。。。。。。。。。。。。。
ハットの外周針金、
0.5mmの銅線はやはり弱く、風で切れた。
ステンレスの針金0.3mmの交換した。 何ら性能に影響は
無かった。
7MHz
外周はしっかり張った方が雪に強い。
キャパシティ ハット 容量冠 について
注意
MM真理教とは: あんてな解析ソフトMMANAの信者が勝手に使う名称で
日本政府は公式に認めていない。宗教団体にも認定されない
イカサマアンテナ制作集団である。
MM真理教から導き出された予言によって、悪魔のような巨大アンテナや
バベルの塔のようなタワー神を信じる邪教に打ち勝てるとされている。
(キャップハット:キャパシティハット現在編集中の項目)
驚異の最先端技術とは?
ハット、短縮コイル、地上高の低さ等は貧乏人の法則で
IMPを必然的に下げる。
よって、上図のごとく ヘヤピンマッチでIMPを持ち上げること。
ソーターバラン
ヘリカル巻き
日本人は 「ふんどし」 マッチングと言おう!!
21MHzのアンテナにHATを取り付けた。 エレメント長全長7m の両端にHATを付けた場合